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概要
地球の表面の71%が海に覆われているのに、水不足の話をしなければならないのはおかしなことです。
その原因は、世界の大洋の海水に平均して約3.5%の塩分、つまり1リットルあたり35gの塩が含まれていることにあります。
海水に不揮発性の固体である塩が溶けているために、海水は飲料水や植物の生育には適さないのです。
飲料水に最適な塩分濃度は1リットル当たり0.2~0.4g(0.02~0.04%)で、上限の値は1リットル当たり1gです。
計算したところ、世界の全ての水資源のうち、人間が利用するのに適した淡水はわずか2.5%だということです。
しかも、全ての淡水の69%は、南極と北極、そしてグリーンランドの氷河なのです。
また全体的に見て、淡水の量は世界各地で非常に偏っており、現在すでに1トンの水が1トンの石油よりも高い国があるほどです。
イランもまさにそのような国の一つで、西南アジアのその他多くの国々と同様に、飲料水や農業用水の不足が深刻になっています。
その一方で、イランの沿岸地域は、北はカスピ海、そして南はインド洋のペルシャ湾とオマーン湾に囲まれています。
そのため、イランにとって海水を淡水化して利用するという課題に直面することは、当然の流れでした。
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