目を見張るような科学的7の発見

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概要

海外の科学系ニュースサイト「livescience」が、創設10周年を記念して、過去10年間における科学的大発見をまとめ上げていた。
たった10年で、こんなにも偉大な発見や、驚きの研究がなされていたのだ。
確かに10年前、スマホは存在していなくて、その10年前、携帯電話すら一般的でなかったわけだ。
人類は限界などないように次々と新しい発見をしているわけだが、この勢いならあと10年後には本当に宇宙人と遭遇できそうな勢いだ。

7.iPS細胞の発見
2006年日本人研究者、山中伸弥とその同僚たちは細胞の時計の針を戻す程の大発見をした。
彼等はマウスの皮膚細胞に遺伝的リプログラミングを行い、「身体のどんな細胞にも変化する可能性」を持つ、人工多能性幹細胞を作りだしたのだ。
iPSと名付けられたこれらの細胞の発見は科学研究の分野に大きな革命を起こした。

6.人類の祖先、アルディ(アルディピテクス)の発見
ホモサピエンス以前の我々の先祖の骨は、もはや風化され発見されることは困難だった。
ところが2009年、440万年前の我々の先祖と思われる人骨が発見された。
アルディと名付けられたその人骨ははほぼ完全な白骨状態で発見された。

5.太陽系外惑星の撮影に成功
最初の太陽系外惑星は1992年に発見されたが、これを写真に収めることができたのは、その12年後たった。
2004年、欧州宇宙機関が保有する、チリに設置された赤外線を使った大型望遠鏡が撮影したものだ。
しかし、この太陽系外惑星が実際に「星である」と確認されたのは2005年の事で、この惑星は木星の5倍もの大きさがあることが分かった。

4.恐ろしいウイルスが人工的に作られる
“H5N1”、別名鳥インフルエンザとしても知られるこのウイルスは、「鳥から鳥へ」という単純な感染経路が主であったが、鳥から人間へと感染するようへとなっていった。
アメリカの発表によると、2003年から2011年までの間で、毎年650件以上の鳥インフルエンザが確認されていたという。
しかし2011年になり、世界に衝撃を与える研究論文が発表された。
その内容は「人工的にH5N1ウイルスを改造し、鳥から人間への感染力を強め、インフルエンザのパンデミックを引き起こすことが可能である」というものだった。

3.人工DNAから生命を生み出す
世界初の人工DNAから生み出された生命は15年という長い年月と、4000万ドル(46億円)という莫大な予算を使い、2010年に完成した。
2010年5月に作られたこの人工生命体はJ・クレイヴ・ヴェンター研究所の研究員等によって作り出された。
研究チームは、マイコプラズマ・ミコイデスというバクテリアのDNAを、人工的に別のバクテリア(マイコプラズマ・カプリコルム)に注入した。

2.ヒッグス粒子が長い暗闇から解き放たれる
2008年、初の稼働実験を行った大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は、その4年後、長い間、その存在自体に疑惑が持たれていたヒッグス粒子を発見した。
この発見により、ヒッグス粒子という粒子が世の中の物質全てに「質量を与えている」事を証明したのだ。

1.失われたイングランド王「リチャード3世」の発見
イングランド王の墓を見失うという事も不思議だが、その王が数100年後、某駐車場の地下から見つかるというのも不思議な話である。
2013年、考古学者等はイングランドのレスターにある駐車場の地下から、15世紀のイングランド王「リチャード3世」の遺骨を発見した。
歴史的文献によると、リチャード三世は薔薇戦争で戦死し、鎧は剥がされ、丸裸にされたのちにレスターにある「グレイフライアーズ」という教会に埋葬されたとされている。

カラパイアからの転載
http://karapaia.livedoor.biz
元記事
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52177724.html
BGM:
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